新幹線にお得に簡単に乗る方法〜suicaとApple payで楽ちん乗車
年末が近づいてきましたね。
新幹線に乗る方も多いと思います。
ちゃんとチケットレスで乗っていますか?
券売機や改札が混んでる中で長い列に並んで、取りたい席も埋まっていて取れない…
それは非常にもったいない。
しかも並んで時間使っている割にお金も無駄に払うことになります。
東海道・山陽新幹線をチケットレスでお得に乗車するための方法を紹介します。
エクスプレス予約とスマートEXを使おう
・スマホだけで簡単に予約出来るので時間短縮
・改札で財布すら取り出す必要なし
・窓口で買うより安い
・乗車時間の変更もすぐ
…窓口でチケットを買う理由は何一つありませんね。
しかもチケットレスのデメリットは特にありません。
スマホだけで改札を通るために
まずはSuicaのアプリを取りましょう。
これがないと始まりません。
ここからですが、スマートEX、そしてエクスプレス予約の2種類のサービスのどちらかを使うことになります。
スマートEXとエクスプレス予約は何が違うのか?
どちらも新幹線の座席をネットで予約出来るようにするサービス。
大きな違いは、エクスプレス予約は年会費1080円がかかる代わりに新幹線代がお安くなるというところ。
スマートEXでも普通に窓口でチケットを発券するよりは200円くらい安くなります。
しかしエクスプレス予約では割引が大きいんですよね。
エクスプレス予約はスマートEXの上位互換サービスと思ってください。
スマートEXだけでも出来るようになること
クレジットカードさえ持っていれば、誰でも利用できるサービスです。
しかも無料で。
まずネットから座席の予約、発車4分前までの席変更が可能になります。
そしてApple payやモバイルSuicaの登録をしておけば、改札で携帯をピッとするだけで通れるようになります。
そして早特が繁忙期でなければ使えます。
あとは新幹線料金が200円だけ安くなります。
しかし特定都区市内制度が使えませんので、東京都など大都市にお住いの方はご注意を。
手続きの面での手軽さが何よりのメリットですね。
利便性の面ではエクスプレス予約と何ら変わりありません。
ただ料金の面ではさほどお得とは言えませんね。
金券ショップで乗車券は買うよっていう人もいるでしょうし。
料金をお得にというよりは利便性を高めるためのサービスです。
エクスプレス予約にするとさらにお得になること
エクスプレス予約にすると指定席が自由席と同じ値段になります。
グリーン車とかも安くなります。
さらに早特が使える期間が伸びます。
これは流石に金券ショップとかよりも安くなるんじゃないのかな。
私はそもそも金券ショップに行く手間や時間が勿体無いので、万が一金券ショップの方が多少安かろうとチケットレス派なのですが。
予約システムなどなどはスマートEXとおんなじです。
エクスプレス予約の良くないところ
年会費1,080円がかかります。
まあこれは1回でも指定席に乗れば元は取れますからいいでしょう。
エクスプレス予約に対応しているカードを持っていない場合はクレジットカードが必要です。
対応しているカードとは、特定のクレジット会社のカードもしくはJR系のカードになります。
JR系のカードがないとエクスプレス予約が使えないと誤解している方がいますが、そんなことないですからね。
JCBや三井住友VISA、アメックスなどが対応していますから結構もともと持っている人も多そう。
こちらの公式ページから手持ちのカードが対応しているか診断できますよ。
JR系カードというのはJR東海エクスプレスカード、J-WESTカード。そしてビューカードも使えますね。
エクスプレスカードとかのJR系カードを作る必要はある?
こちらに記載していますが、実はビューカードを作るのが一番お得になります。
JR系カードを利用するメリットはグリーンプログラムが使えることだけ。
グリーンプログラムが必要か否かで決めてください。
グリーンプログラムとは
"乗車区間に応じてポイントが貯まり、一定以上貯まると普通車料金でグリーン車にアップグレード出来る"というもの。
グリーン車なんてどうでもいいという方には不要。
けどタダでアップグレードされるなら乗りたいですよね。
このプログラムが厄介なのは、ポイントの有効期限が1年半しかないことです。
1年半の間に、例えば東京-大阪間であれば、6回往復すると1回グリーン車にアップグレード出来ます。
うーん、何とも微妙な数字です。
仕事で良く乗る方は是非どうぞ。
6回頑張ったら乗るかなーくらいだったら、わざわざ私は作らないですね。
だってクレジットカードって作るの面倒じゃないですか。
しかもグリーンプログラムにしかメリットのないカードですから、他に使用用途が一切ありません。
いずれ紹介しますが、普段使いには他にずっと良いクレジットカードがありますからね。
手持ちのカードが対応していない場合は対応している会社のカードでめぼしいものがあればそれを。
なければJR系を作らざるを得ません。
どのJR系カードがいいのか
これはビックカメラSuicaカードでしょうね。
これならグリーンプログラムに興味がなくても作るのはありだと思います。
年会費が477円ですが、年に1回でも利用すればタダに(suicaにチャージするから必ず使うはず)。
しかも明細をWebにすれば少ないながらも毎月利用時にポイントがもらえます。
そしてSuicaへのチャージで1.5%還元され、オートチャージ機能が使えます。
いちいちチャージしなくても足りない分は勝手にチャージしてくれるので、普段の電車でも新幹線でもピッとするだけ。
残額確認すらいりません。
クレジットカードのポイントって使い道が難しかったりしますが、Suicaにすぐ反映できるので楽ですね。
エクスプレス予約を利用するためには、1,080円の年会費を払いビューエクスプレス特約に申し込んで使用します。
ちゃんとグリーンプログラムも適応されますよ。
ビュー・スイカカードというのもありますが、suica定期券をセットに出来るという点以外はビックカメラSuicaカードが劣るところはありません。
Suica定期券を使っていない方はビックカメラSuicaカードの方が良いです。
結局どちらを使えばいいの?
シンプルに考えると、年に1, 2回くらいしか乗らない、手続きがめんどくさい人はスマートEX。
何回かは毎年使うなあという人はエクスプレス予約の方が得なのでこちらを利用しましょう。
スマートEXの利用手順
スマートEXの手続きは簡単です。
公式サイトの手順通りに行えばすぐです。
ちなみに手順Bの"交通系ICカード情報入力"というところは任意となっていますが、登録して下さい。
ICカード番号は分かりますか?
Apple payのSuicaの場合は、Suicaのアプリを開いて画面情報のSuicaカードのところをタップすれば表示できます。
これを入力しておくと、改札でスマホをかざすだけで通れるようになるわけですね。
エクスプレス予約の利用手順
手持ちのクレジットカードを使う場合
Suicaのアプリを立ち上げましょう。
iPhoneの場合は右下のタブの"チケット購入・Suica管理"→"エクスプレス予約(JP東海)"→"同意する(接続)"とするとエクスプレス予約のサイトに飛びます。
"モバイルSuicaから初めてエクスプレス予約にアクセスされた方はこちら"というところから指示通りに手続きしていけば完了です。
ビューカードを使う場合
ビューカードをSuicaに登録しましょう。
Suicaのアプリを開いて右下の"チケット購入 Suica管理"のタブ→ビュー・エクスプレス特約
こちらから手続きできます。
後は迷うところはないと思います。
カードを持っていない方は、発行してエクスプレス特約に申し込んで、そしてエクスプレス予約の利用手続きをするという流れになるので少々時間がかかります。
まとめ
どちらにせよあの混雑をサクッと抜けられる非常に良いサービスです。
年末までエクスプレス予約が間に合わない!という方はスマートEXを先に試してみるというのもありですよ。
めんどくさくなければビックカメラビューカードが一番お得かな。
手持ちのカードがエクスプレス予約対応カードならそれでも全然いいと思います。
まだの方は是非使ってみてください。